ORGAではバッテリーやモーターの配線にテフロンコードを使用しています
ORGAではトレポンコンプリート製作の際、テフロンコードを使用してバッテリーコードを延長しております。ご自身でカスタムをされる方もテフロンコードを使用される方は非常に多いかと思いますが、今回は配線には何故テフロンコードが有効なのかを解説していきたいと思います。
被膜に使われている「テフロン」とは?
テフロンとはフッ素樹脂(PTFE)の事で、1938年にアメリカのデュポン社が研究の中で偶然的に発見した素材です。その後実用レベルへの研究を重ね1946年に製品化され「テフロン」と名付けられました。
現在では日用品から工業・電子産業など様々な分野で使用される素材・コーティングとして有名ですが、開発から60年以上たった今でも各用途で欠かせない樹脂の1つです。
電気を通さず滑らせやすい、薬品にも反応せず高温でも溶けにくいという性質が電気配線の被膜として非常に有効です。
テフロンコードの効果
テフロンコードを使用するメリットとして、ストックチューブにバッテリー及び配線を収納時、容積を取りづらく表面も抵抗がないのでバッテリーの収まりがよく配線の折れ防止にも一役買っています。
またテフロンは熱に強いため、トレポンの様に発熱量の多い高トルクモーターで連射していても影響を受けづらく被膜が溶けることはありません。
テフロンの連続使用可能温度は260℃、融点に至っては327℃とトレポンでは出しえない数値なので安心してお使いいただけます。
ORGA テフロンコードは耐久性が非常に高く、シリコン製など従来のコードよりも被膜破損による漏電も起こりづらく、いざという時に基盤等に悪影響を与える心配が少なくなります。
そのためORGAでは配線の取り回しがしやすく耐久性と電導性を兼ね備えたテフロンコードを採用するようにしています。
カスタムでパーツをお持ち込みの方でも、ご希望であればテフロン配線に交換可能ですので是非ご相談ください。
テフロンコード単体での販売もしております。